すべてがFになる

すべてがFになる・7話。Fという文字は15であり今回の事件のそこここに顔を出す。犀川先生と西之園さんは何かに迫られるようにそれらの謎に挑み相対する…んだけど、先生はともかく西之園さんの方に発生するイベントがなかなかワケ判んないサービスにあふれててなんかおもろかった。感覚遮断タンクとはちょい古いネタだなと思ったけど、原作の時代を考慮に入れるべきだろうし、そもそもそこまで古くもないハズなんだけどね。どうしてもこういう種類のガジェットは古臭くなるのが早い気がする。ま、そのおかげですばらしくはっちゃけてる犀川先生が見られたので良かったとしよう。西之園さん、そういうのがお望みなのだね。

んで本題は真賀田博士(の別人格)と繋がってお話し、そこでいろいろ示唆を受ける西之園さんなのであるが…これはどうとらえるべきものだろうかね。普通なら全て西之園さんの経験と行動の蓄積からシミュレートされた擬似真賀田博士ということだろうけど、はたしてそれだけで済むものか否か。そういう諸々含めての謎解きではあるのでしょうけれども。

西之園さんを「遊び」に誘ったシマダさんがヘンな方向にキャラ立ってきた。割とテンプレ、というかカリカチュアされたな女子オタクの姿とも言えるだろうけど、スク水姿なのは原作どおりなのかアニメアレンジなのか。あと博士の妹さん、甲斐田裕子はいい演技者だけど、英語メインで演技させるにはちょっと荷が勝ちすぎてた気はする。犀川先生のこなれてない英語はいいけど、ネイティブの英語としてはちょっとなーとは思いました。しょうがないけどね。