エクスペンダブルズ3

●録画してたエクスペンダブル3を見る。例によってのおっさん(つーかジジイ)アクション映画であり、今回は「あ、こいつら死ぬ役だ」ってな若者も死なずに済んだりしてちょい甘いけど、まあ同窓会作品だしその辺はいいかしらね。序盤ちょっともっちゃりしてるけど、クライマックスのビル内バトルはやたらめったらキャラ多いのにちゃんとそれぞれに見せ場とカッチョ良い見得切らせてて、テンポと配分がよろしくて感心した。

ぞろぞろ出てくる新キャラの中ではアントニオ・バンデラスがとにかく目立ってて、喋ったり動いたりするたびに軒並みスベるというそんなキャラ。この人が出てくると専用BGMとしてフラメンコが流れる。…バカにしてんなー。面白いけど。ウェズリー・スナイプスはやたら馴染んでたし、メル・ギブソンは悪役としての押し出しがとんでもなくてよろしいけど、ハリソン・フォードはとにかく老けたなあってのが如実でねえ。顔も然りながら歩き方がおじいちゃん一歩手前である。それでもレイバンかけてヘリ乗ってるとなんとなくアクションスターに見えるのが偉いもんです。ハリソンくんが先任のチャーチ(ブルース・ウィリス)について喋るシーン、吹き替えじゃない方で見てたらピクチャーがどうとか言うてて「ははあこれはキャスティングがらみのネタ台詞だな」と思って検索してみたら「He's out of the picture」つってたみたい。直訳だと「ヤツは関係ない」だけど、映画から外されたとも取れますわよね。ここでニヤっとトレードマークの片笑いするハリソンくんがメタい。

後半のアクションで次々出てくる戦車、あれT-72だよね(検索した)。砲撃シーンもいっぱいあって楽しかったけど、駆動時にやたらとキュラキュラSE入れてんのはあれホンマにそういう古臭い履帯音するんかな。シングルピンらしいし、多分するんだろうな。