すべてがFになる

すべてがFになる・3話。真賀田博士の自動人形っぽいのは四肢切断されたご本人の死体でした。となるとこの、電子仕掛けの密室にて博士を殺したのは誰か。どこから入ったのか、どこから出たのか、どうやって殺したのか、何故殺してウェディング姿の人形仕立てにしたのか。自動台車がギミックに関わってるのは間違いねーとしても、仕掛けにワンオフものの電子的システムが関わってるとなんかモヤッとするな。ま、そこら辺で理不尽なトリックにはそうそうしないだろうけれども。

世間的に隔絶された環境を舞台にすることでケータイ使えよというツッコミを回避しているのはいいけれど、それでも「スタンドアロンでフツーの無線くらい置いとこうよ」って気はせんでもない…がまあ、それは非常にヤボな難癖ではあるな。とりあえず、死後数日程度経ってて臭いもする死体としばらくいっしょに居なきゃいけないってのはなかなか辛いものがある。誰もテンプレなパニックに陥ってないのは見ててストレスなくてよろしい。状況の異様さに押されてる雰囲気も感じられますね。