ゲート

●新番組・GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり。詳細は知らず、いきなり現代東京にドラゴンやらオークやら武装騎士やらが出現、それに対応する自衛隊、という…そうねえ、パッと思い出したのは戦国自衛隊とかダンバインの後半とか。侵攻側のファンタジィ軍は(今んとこ)魔法っけた物は使わず物理攻撃メインであり、コッチの兵器がかなり通用するって辺りが本作品の特色のひとつだろうか。主人公がまず緊急避難的に敵の騎士をぶっ刺し、きっちり返り血を浴びてその後も普通に行動するという描写で「こういう路線でいきますよ」と示しているのは判りやすくてよし。…その主人公がオタってのはともかく、出世に意欲がなくてノンシャランなのはちょっと狙いすぎてて、個人的には微妙ですけどね。こういうシチュこそウォーモンガー気味にツッかかるという露悪っぽさが主役に似合うと思うんだけどな。ま、それは個人の趣味。

しかしまあ、相手が架空の存在とは言え、自衛隊軍用車両が前進する絵に勇壮なBGMが付くだけでソコハカとなくヤバい雰囲気になることではあるなあ。そこらに自覚的であったパト2辺りと比べるってのはいささか場違いかもしれんけどもさ。などと言いつつ74式がゴロゴロと動いてるってだけでそらカッチョイイよね。90式や10式じゃないのは…あとで出てくる新型兵器! とかそんなのもあるかもしれんが、74式のまるっこくて判りやすいキャラクタもあるんじゃないかなって気がする。

さて。話を知らんのでこっから先、変形「俺ツエー」的方面に進むのかそれとも無残にゴリゴリと戦力が削られてゆく方向なのか、あるいはどっちも違うのか判んないけど、しばらくつきあってみましょう。とりあえず戦車だしね。