攻殻機動隊

攻殻機動隊 ARISE・5話。前回に続いてもうちょっと時間は進み、レギュラーは一応の面識はあるがまだ9課としてのチームとはなっていない時代の話…でいいのかな。三佐改め少佐が今回取り組んでる相手はソガ大佐なる戦時犯罪者の男。バトーさんの所属するレンジャーもお相手として絡み、彼らは隠蔽された「真実」を明かさんとして社会に対し大規模な介入を行っている。目的は軍のデータベースであり、手段は米軍の「モジュール」と呼ばれるツール。てことで、なんかボンドガールみたいな立ち位置の米軍さんヴィヴィを連れてソガさんに挑む少佐であるが…ってとこでしょうか。

やはりいろいろとこねくった構成のアニメなんだけど、結構判りやすいキャラの立たせ方(位置的にも性格的にも)をさせてそこ基点に話を進めてんので、今んとこ全体の話はそこそこ俯瞰しやすい状況。ハイウェイでのドンパチカーチェイスやロボバトルというパッと見ィに派手なアイキャンディシーンも備えてますしね。…しかし何だろうね、この量産型ガンタンクみたいなパワーロボは。攻殻世界的には多脚歩行戦車の方がらしいんだけど、流石にそればっかではマンネリってことでこういう趣向ってことだろうか。いや、キャッチーなアクションで見てて楽しいから何も文句は無いんですけどね。

今回お仲間として引き入れたのはパズとサイトーの…言うちゃ悪いけど地味男組っすな。パズはともかくサイトーさん、SACではシブいキャラで雰囲気出してたってのに、今回は仮想ロシアンルーレットジャンキーとして結構なやさぐれ具合であってなんか笑ってしまったよ。いや笑っちゃわるいけどさ。流石てっぺんモヒカンのヘアスタイルだけあるなー、とか思ったりして。あと今回ゲストのヴィヴィさん、何をどう見ても胡散臭ェあの存在感がすごく良い。アレでフツーの協力者とかだったらビックリします。そらそれでありそうだけども。