ジョジョ

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース・39話。イギーVSペットショップの決着、花京院の再合流、その他ちょろちょろ。イギーさんって中盤鳴り物入りで登場した割にあまり直接戦闘には縁が無くて、本格的にやりあったのはほぼこのペットショップ戦くらいなんだけど、それでもパーティの一員として結構な印象が残ってるという、そのくらいに激しいアクションシーケンスってこってすよね。もちろん登場時での(主に承太郎との)からみとか、ヴァニラアイス戦でのド根性とかも記憶に残るとこなんだけど。てことで怖い怖いペットショップを辛うじて倒したイギーさん…っつーか、ハッキリ「死亡」と書かれるのって珍しいな。鳥だから? 鳥だからなの?

普段あんなけ悪態ついてんのに、イギーさんが負傷して帰ってきたら真っ先に走りよってゆくポルナレフさんがよろしいよね。ディオの館における例のバトルを盛り上げる為にその辺強調されてるのだろうけど、いやあこの演出は効果的だと思いますよ。今回はイギーさんの人生(犬生)の回想絵がナレーション無しで提示されてたり、ラストステージを前にパーティのこれまでも回想したり、全体に情緒的なシーンが多くて「あー、ラストバトル前にタメてきてんなー」って感じがいたしました。

しかし前回に引き続き、イギーの福圓さんは一人芝居に近いくらいの大熱演ですなあ。それまでのノンビリぶりを取り返すような勢いである。相手のペットショップが声優無しのSE扱いなので、割と難しい演技だったんじゃなかろうかしらね。前も言うたけど、ちょっとガラの悪い少年キャラ声もはまるなあ。