夢とホルモン

●ふと目を覚まして時計見ると8時6分であり、うはあしまった完璧に寝過ごした、ええーこれマジなのぉ? 夢じゃないのぉ? と思ったら夢だった。ああ良かった、というか冷静に思い返してみれば時計やスマホの表示が08:06じゃなくて8:6だったり、窓外の風景がセピア色にけぶったような色合いだったりと明らかに非現実的なんだけど、夢見てる間はその辺全く気付かないんだよなあ。自分の中から論理性が欠落してそれを自覚できないってのは、こっちの世界のワシから見たら一種の恐怖なんだけど…自覚できないままであるならばそれも問題ではない、のだろうか。それともそのうち、欠落性に感づいてうろたえ悲しむことになるだろうか。さあてねえ。

それにしても、折角ウチで休息を得てんのについうたた寝しちまったってのはなんか損したような気がする。まァ起きてたってテレビやネット見るか落書きしてるか程度なんだけど、それでもね。…ひょっとして、ワシのそういう貧乏性的もったいない気分が夢に働きかけ、上記の如き覚醒シチュを見せたとか? ワシの無意識ならやりそうなこった。

●起きて買い物に行き、夕飯の材料を漁る。なんかエエ肉でも喰おうかなと思ったが急にこてっちゃん喰いたくなったので買い、一緒にニラも買ってきて炒めて喰うことにする。甘辛いタレに漬け込んだ食材だし、何をどう考えても焦げ付きやすいことこの上ないんだけど、こてっちゃんって何故かほとんど焦げ付きもせずスパンとフライパンから出てくれるのよね。企業努力の配合というより、単純に脂が豊富なんだろうな。実際喰った食器はギットギトになりやんすしねえ。湯を使わないと脂落ちもせんよ。