ことばと少年

●夜中コンビニに行くと駐車場の辺りでちょい悪小学生の方数人が歓談しておられる。「…ほんで結局取られてん」「アホやなアイツ」ゲーム機かケータイか何か知らんが、学校にて先生に何かを取りあげられた共通の知人の話らしい。「けど何で持ってんの見つかったのよ」「授業中にやってて見つかったんちゃうか」「授業中?! マジアホかアイツ」「いや授業中ってのは俺の…うん、俺の…」どうやら「推測」とか「想像」とか、そういうことを言いたいがパッと適切な単語が出てこないようだ。んで結局「俺の…見識や」。うん、なんかちょっと違うよね。「ケンシキ? まあアイツもちょっと考えなアカンよなあ」「まあアレや。どっちみち授業中かどうかは俺の…」どうやら本人もさっきのは微妙な単語チョイスだと思ったようで、果敢にも再挑戦する意志である。「俺の…ううん、まあ、予想や」未来に行った!

判るよワシもようあるよそういうこと、ってまあおっさんが脳細胞干からびてる現象と一緒にされたらたまらんかも知れんがな。