野崎くん

月刊少女野崎くん・6話。更に新キャラさん登場、若松くん改め若さんである。本作の御多分に漏れずどっか明後日の方向性を持ってるお人だが、基本的に前向きで素直なエエ人キャラである。てことはつまり、邪悪でエエ加減なローレライさんとのペアリングが確約されてるってことですわな。フフンきみの生まれそのものを呪うがいい。瀬尾さん本人には悩まされ、瀬尾さんの声には癒され、プラマイゼロで良かったね若。良くないよね若。でもはたで見てる分には楽しいのでこれでよかろう。

後半はマジで風邪に倒れた野崎くんを3バカで何とかする話。こういうシチュエーションとなれば最終的にどうしようもなくなってオチってのが定番であり、実際本作でもそうなってんだけど、見た目にも状況的にも酷いことというよりはどこか脱力的に微笑ましいレヴェルに収まっているのも本作の味であろう。優しいよね、この世界…っつーか作者。そん中にあって前野さんの害悪っぽさが突出して生々しい気がするんですが…ええまあ気のせいでしょう。多分。

あと今回の作画的なおもろさは序盤のバスケシーン、すごく高技量な超作画ってなワケじゃないが「え、わざわざそんな演技つけて動かすの?」みたいな妙に丁寧な演出が地味ーィにあってちょっと印象に残った。これコンテ段階からの意図的なものなのかね。