野崎くん

月刊少女野崎くん・3話。更に新キャラ登場、演劇部二人。まずはみこりんから「王子」呼ばわりされているお人・鹿島くん、しかしその性別は女性。つまりヅカ系のおねーさんであり、ヒマさえあればお嬢さんをたらしこんで部長にぶん殴られてるヘンな人である。まあ基本、この作品どっかヘンな人しか居ないんですけどね。天然同性ジゴロなのは大きなバカ要素であり、その他もろもろバカちんな行動も多い人なんだけど、なんかコイツ妙にかわいい。部長の堀さんに殴られ蹴られてもべったりなのが面白いなあ。男女じゃなくて悪友…悪先輩後輩な感じなのが爽やかでいい。爽やか? まいいや。

んでその堀部長も野崎くんワールドの一員であることが判明すると。背景担当で演技も達者、しかし本人の背丈がないのと(純粋に演技者としての)鹿島くんの顔が大好きなので裏方さんをやっているという…うーむ、背が低くてもすごい演技力持ちならばいくらでも立つ瀬はありそうな気もするが、高校のそれも舞台演劇となるとあまりそこら辺は重視されないのかもな。ま、少々短気で鹿島くんへの物理的攻撃はあるものの、基本この世界の人にしては常識人っぽそうなのでよろしい。往々にしてこういうサポートキャラは後景に行ってしまいがちなので、まあ頑張ってってください。

ヅカ系で頭がよくてバカっぽい鹿島くんに中原麻衣。この手のキャラなら緒方恵美男八段とか斎賀みつき様とかパクロミねーさんとか近辺が定番だろうけど、まいまいさんがこういうキャラってのは珍しくも上手くハマっててちと感心した。あと何ですな、原作が4コマだからだろうけど、毎度々々「前フリ→ボケ→ツッコミ」みたいな小さな塊がつながってく形の構成なのは結構見やすいなと思う。テンポが良くて、こうしてダラダラ見るのに適してるわな。うん、楽しんでますよ。