キャプテンアース/ジョジョ

キャプテン・アース・4話。ダイチさんがトシ相応に友人たちを気にしている一方、アカリさんはヘソだし元気出せダンスしたりして割と俯瞰的に物事を捉えている。ってコイツら一応17歳なんだっけ…何となくもうちょっとお若いイメージがあったわい。とまれ、お仲間をお見舞いに基地に戻ったタイミングで敵さんが直接乗り込んでくるという一大事。流石にあの巨大ロボは取り回しが悪いのか、二回りほど小さめのロボで大暴れである。…何つーか、案外ぶっ飛んでなくてロボアニメっぽいデザインのロボだな。未だ敵の遊星歯車装置さんたちの素性が判んないけど、コイツは地球産の通常メカなんだろうか。ま、それはともかく。

今回は敵陣営であるはずのテッペイさんが味方側に居続けることを明確にする話だが、しかし遊星歯車さんたちは「いつまでもそんな態度は取れないだろう」と踏んでいるようである。地球人類を喰い物…エネルギー源として見ていたり、本来の状況であればその快感に抗えないと言ってたり、つまり彼らは食物連鎖において人間の上に居ると認識してんのだろうな。ダイチさんをネオテニーと言うてたが、とするとその成体こそが遊星歯車なのかしら。よう判らんけど。

中途にちょっと挟まれる、門衛さんとダイチたちとの会話がフレンドリーでよろしい。これは後半、顔認識システムをアッサリ欺く遊星夫婦を印象付けるための前フリという機能のシーンなんだけど、こういう「専門組織に勤務している職業人だけどフツーの人ですよ」っちう状況がなんか好きなのよワシ。そらどんなプロにも日常もありゃマジ勤務もあるわな、っちうね。

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース・4話。アバンにエンヤ婆登場、鈴木れい子のババア演技が大時代でよろしい。基本こういう役ばっかしやってるお人ではあるが、ここまでステロタイプな悪ババアってのは却って久々なんじゃないだろか。どうだろか。エエけどね。てことで本編、前半は灰の塔で後半は銀の戦車の二階建て。流石にタワーのジジイで一話まるまる使うことは無かったっすねえ。それでもちょいと台詞運びがまどろっこしかったりもしたが、まァ「こうして次々ヘンテコ刺客が登場するっちうフォーマットなんですよ」という説明キャラとしてはよろしかったんじゃないでしょか。マサクゥル!

にしても、こうしてアニメとして見てみると、あんなけ大騒ぎしてちっとも起きない乗客たちがなんかちょっと怖い。すでにみんな死んでんじゃねーの? とかそんな思いが頭もたげたりしますよ。

後半はちょっとした説明を挟みつつ、ポルナレフさんの登場話。仲間になってしばらくすると、パーティの中でも陽性な面を多く見せるコメディリリーフキャラなお人なんだけど、この時点では(軽さの片鱗は見せつつも)あくまでシリアスな敵キャラ。つーか炎時計とか料理の中からスタンド登場とか、荒木センセってホンマその場のインパクト重視ですよな。良くも悪くもねえ。