スペース・ダンディ

スペース☆ダンディ・3話。相変わらず素寒貧のダンディたちであるが、フーターズ…もといブービーズのクーポン期限が切れそうなので慌ててワープしたらよう判らん星についたのですよの巻。得体の知れない謎惑星に降り立ってまずやることがブービーズ探し、ってのは正直どーなのよダンディ。それはムチャじゃないでしょうかねダンディ。言うてもしょうがないんだろうけどさダンディ。

そしてその地で怪物の群れに襲われているいたいけなお嬢さんを助けてうっひっひ、という。こういうカラーの話でこういうシチュエーションとなればこれ、絶対お嬢さんの方が黒幕とか危険人物とかそういうこっちゃよね、と思ったら寸分違わずその通り。いやあテンプレやなあと半ば呆れ半ば喜びつつ見てたが、一切何の伏線もなくダンディさんの船の脱出ポッドがロボ変形して大立ち回りするに至っては「これはかなり強固な意志を持って三流ドラマを構築しておるな」と視聴側の居住まいを正される思いである。ううんもう好きにしたらええねん。

話のオチは「謎食材を怪物に喰わせて食あたり勝利」という…気の抜ける話だな! なんか雰囲気的にビバップ宇宙生物回みたいなノリが延々続く作品であるようだ。悪役帝国の人たちがダンディを追い回している理由ってのも気にはなるが、その辺もキッチリ設定を組上げた上でしょーもない見せ方をしてくれそうな気がする。何でしょうね、1話での爆発オチ・今回のミャウさん死亡オチを考えると、その辺にミソかヘソかあるんかしら。パラレルワールドとか? ま、いいか。