勇しぶ

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。・3話。フィノさんが隣に越してきて、無口メンテスタッフのロア先輩が登場、昔の仲間のラウルさんのオールA・アイリさんもレギュラーとなり、ラウルさんを取り巻く状況はますますギャルゲ的な厚みを増しつつある。つーかホンマ野郎のレギュラー少ねえな! こういうキャラ配置の作品見るの、ワシそこそこ久々なんだなって意識を新たにしたりする。そして巨乳率が高い。いやどうでもいいけど、一応言及しとこうってことで。うん。

さて本編。何か知らんが本社からワケ判らん空気清浄機が送られてきたが、それはほぼ最悪状況の故障品でありえらいこっちゃという話。構造としてはちょっとイレギュラーな難局に立ち向かうことでラウルさんの職業意識と昔の精神を確認し、そしてアイリさんに代表される「魔人への偏見」をちょろっと紹介する、というものだが…うん、そのね、全体の絵面としてはね、基本えろアニメである。そもそも空気清浄機が暴走すると触手マシンになるという世界なのがアレよね、という。途中の触手攻撃の描写が割と容赦なくえろアニメフォーマットに忠実で、なんか笑ってしまったりした。これでエエ話っぽく丸め込もうという態度なのが一周回ってスゲエと思います。触手は無力化されるとご丁寧に白濁液になるし…もう好き勝手やな!

えー、今後の布石としては上記の魔人差別がメインネタですかね。アイリさんの高い魔人忌避感にも理由がありそうだし、またそれをひっくり返すネタもあるんだろうけどね。ま、触手清浄機のインパクトがバカバカしくて吹っ飛んじゃいましたよ。てことでよろしかった。エエんかい。いいです。