宇宙兄弟

宇宙兄弟・19話。様々なトラブルを乗り越え、A班はちゃんと雰囲気よくなってきている。最後に誂えたような共同作業・うどん作りというイヴェントを持ってくるのはちょっとあざとすぎるような気はするけども、まァ判りやすくてエエですかね。B班もそうなっているのだが、溝口さんを除いてという注釈が付く。グリーンカードによって種明かしされた後、楽しげにイタズラしてるケンジさんと複雑な表情の溝口さんが好対照。そして当然C班のことは全く判らないが、たぶん彼らは精神崩壊と凶暴化によりもう全員死亡していると思われるので放っておく。

ムッタさんの心境、今まで通じなかった話題がここでは何言うても通じるという快感。同好の士と言うとちょっと軽いかも知れないが、そんな仲間たちと場を得るってのはホンマ嗜好のことやよね。ワシが大学時代を楽しく思い出すってのは、まずその経験があったからかもしれない。生涯、あるいは仕事全般を通じてそんな関係性を持てている人は幸せであろう。…そういう述懐のすぐあとに「この中から二名を選ばなきゃならない、そうしてこのコミュニティは終了だ」という会話が続くのがまた、寂しうございますわな。

今回も幼少ムッタさんに沢城さんが出てきてるが、なんちうか本当に平田ムッタさんに似てるよなあ。やっぱし一旦平田さんにセリフ喋ってもらって、それ聞きながらやってんだろうか。あとあの北村さんが持ってたSF小説、えー…クロード・F・ニーリーと読むのか? 検索しても出てこなかったが架空の作家かしらん。装丁がいかにも英語圏SF小説本っぽくてよいですな。あんましスペオペって感じではなかったけどね。