ヨルムンガンド

ヨルムンガンド・11話。マフィア相手のケチな仕事をこなしてる最中、バルメとヨナが抜けてしまうココさんご一統。業務内容は一応こなせるのですが、それ以上にココのバルメへの心情がちょいと不安定となったりする。今までどっちかっつーとバルメさんが一方的にらぶらぶ付きまとってた印象はあるが、まァあんなけ一緒に過ごしていればある種特別な存在にもなりますわな。以前よりの密命を受けてヨナくんはバルメさんについていくことになるのだが、そんな中三人組の殺し屋さんがヨナ一行を襲撃し…っちうね。

てことで、バルメサイドとココサイドの二本に分かれたストーリィの回。お互いちょっと戦力の落ちた状況下、いかにミッションをこなすかっちうことやね。まずバルメ、彼女の離脱の理由は仇討ちか。アフリカで出会った二挺ハンドガンに銃剣つけてるお姐さん…どうやらその上司、土師声の少将がその仇のようである。上手いこと本懐成就となりますかどうか。多分ヨナくんのサポートは必須となるでしょうねえ。んでもってココさんの方は…いろんな意味で苦戦中ってところ。またもやエエトコで「続く」になったウゴさんの危難もさりながら、部下との交流に関してレームに気ィ遣われる辺りまでヘコんでるココもしんどそうである。レームから諸々の話を受け、最後に見せるいささか中途半端なココの笑みがすごくいいな。ボスは強くあらねばならんが…なかなかそうもいかんだろうしねえ。

襲撃者の首領・ドミニクに藤原啓治、ずーっとダウナーで殺し屋辞めたい辞めたい言うてるおっさん。こういう少し底は知れないがショボクレ気味のキャラもハマってますな。あと周囲と非常に不釣合いなバカ明るいお嬢さん、リリアーヌの阿澄佳奈もよろしい。巨漢の首切り男の小柳良寛さんは初見ですが、ミョーな存在感のある声ではあるなあ。