ヨルムンガンド

ヨルムンガンド・3話。ギザ歯男とノーパン娘のコンビ。銃撃を音楽になぞらえる殺し屋さんユニットである。ムジカ・エクス・マキナ機械仕掛けの音楽。彼ら二人の、抗争と殺しに美学や意識を乗っけるやり方はココさんたちのやり方とは相容れないものである。大体こういう、自己耽美の入ったお人たちってのはその美学とともに悲劇的に死んでったりするもんですけれども…って、続いちゃったか。では詳細は次回ってことで。

武器と殺戮に対して「世間様に憚ってやっとんねん」っちう意識のココさん一派はやっぱエエわね。そういうそぎ落とした感覚を持った上で、ある種飄々と生きていってる風情がこいつらの持ち味ではあるだろう。危ないときほど笑っているココさんの振る舞いも、そういう身上によって成り立ってるんでしょうか。今後構成員に欠員なり死亡なりが出たとき、どういう風にその状況に対処してゆくのかってのは見てみたいと思う。何人か「いかにも死にそう」っちう雰囲気のお人が居てはるしね…いや、先のことは判らんけどさ。