ラストエグザイル/ペルソナ

ラストエグザイル-銀翼のファム-・22話。グランエグザイルを駆って強権的平和を構築せんとするルスキニアさんに、各所叛乱を企てる皆様である。はて、ルスキニアさんは今までの発言からすると「人が多すぎるので間引くよ」っちう立場かと思っていたが、ここで戦争を鎮圧してしまってええのかしら。あるいはそれとも「にくまれ屋」的な役割でもって他者の団結を促しつつ人を間引く、とか? まいいや、次回最終話に何かかんか明らかになりますやろ。


さて、てことで最終決戦。前回ちょっと「ファムさんたちの影が薄い」とか言いましたが、今回は割と真っ当に…まあ周囲に盛り上げられながら、主人公的活躍をしてた感じ。そうね、いちヴェスパ乗りとしての活躍ならばこういう侵入作戦しかおまへんわな。んでもって冒頭シレっと復活してたソルーシュさんですが…いや、意外な伏兵でどうじゃいってのは判るけど、こんなあっさりじゃなくて危機一髪の瞬間に登場させてあげればエエのにな、とか思ったのです。そしたらその役割は戦艦シルヴァーナとソフィアさんが持ってっちゃいました。総集編で見た前作主人公サイドの母艦っすよね? じゃしょうがないね。


相変わらずトントンと話が進むけど、こないだまでのような無理矢理詰め込んだという雰囲気は少なくて見やすかったかな。それでももちょっと絵で説明して欲しかったところはいくつかあるけれど。あと登場人物ではなんかサドリ元帥がエエね。本人の中では多分いろいろと思うところあるんだろうが、職業軍人として職務を全うすることに対しても真摯であるジジイ。うらみつらみナシに動く人ってのは、こういう巨大状況下ではなかなか手ごわいやね。


ペルソナ4・24話。とうとう姿を顕にする真犯人、それは足立刑事でありました、というお話。…前回指摘のあったとおり「犯人はヤス」っちうのが正しい状況説明でしょうなあ。確かにまあ何だ、お調子者で頼んない脇役助手として真殿光昭を起用してる辺りでちょっと心にトゲは引っかかってたんだよな、と後知恵っぽくドヤ感想を呟いてみる。いやそんなネタを抜きにしても、本性を現してからの足立さんはまさに真殿兄さんの本領発揮、妙に粘着質な高音演技が冴える冴える。楽しそうだなあ。


てことでラストバトルっぽい流れの開始であるが、その前にクマとハナムラさんの人間関係を整理しておこう、っちうイヴェントもあったりする。どちらもあまり深刻に描かれてはいないのでサラリと流しそうになるが、特にクマさんの方は結構な重要ネタじゃねーの? こんなアッサリやっちゃってエエの? っちう気もしたりした。あとハナムラさんの方もなんか唐突気味ではあったよね。過度に状況に囚われないナルカミさんの反応のおかげで上手いこと収まったけどさ。


えー、これ全何話だっけ。あと1話か2話どっちだ? とまれ、あとはクライマックスに向けて突進でGO、っちうとこだろうな。