バクマン/ジャイキリ/輝きのタクト

バクマン。・9話。ゴタゴタ後、シュージンは一週間の自宅謹慎中。サイコーは石沢氏の中傷、服部編集者の評価にいささか思う所がある。自分は本当にシュージンの相方として相応しいのだろうか。迷う彼にじーちゃんが助言して曰く、自分で決めたことならそれでよい、と。その通り、サイコーだけじゃなくシュージンだって考え判断した上でのことなのだ。ならば…ならば、今はとにかく相方と会って話がしたい。てことでシュージンんち行ったら修羅場中でした、っちうお話。


弁は立つし頭も回るが、こーゆージャンルに於いては微妙にズレてるシュージンさん、お嬢さん二人を前にしてどうしていいか判んねえ状態。野郎に対してと同じような感覚で、キライじゃないだの好きだの喋るシュージンさんは確かにデリカシー無いかもしんないけど…まあ、岩瀬さんもちょっとアレじゃよね。シュージン氏、モテモテというよりは女難状態だよな。


マンガをバカにされて岩瀬さんとは決裂、別れ際の会話がなんかいい。「絶対後悔するから」という彼女に「ああ。その時は俺を嗤え」と健やかに返すシュージンが、これまた頼りになるんだかニブいんだか。一方のミヨシさんはド突いてOK、とまあ判りやすい。その上で付き合っちゃおうとするのは割と面白いけれど。


実際にシュージンのおうちが出てきたのはこれが最初かな。回想シーンでの立派な家庭の印象が大きいので、この文化住宅住まい描写は印象的ではあったな。


GIANT KILLING・10話。名古屋との試合開始、ETUの選手たちは…やはりいつもどおり防戦一方。不破監督は「デカい口叩いた割には無策、後手後手の対応じゃないか」と思っている。ハタから見たら確かにその通りだろうけれど、ピッチ上の選手たちの感覚はどうか。タツミ監督の見方はどうか。…という話。


アニメ見てるワシらは「お、ETUみんながんばっとるな」という演出を見てるんだけど、観客席などの外部キャラ視点からだとちっとも良くねェ、ってのは上手いな。また先週から鳴り物入りで登場のブラジル三人衆、の裏側で板垣/黒田のドラマを進行させるやりかたもね。ストーリー上でも試合展開としても、ピタリと表裏の力学になってんのな。さて、この不確定要素はどっちチームのバクダンとなりますやら。


見た目からしてヤな人である不破監督ですが、彼がETUフロントに対して抱いていた不満や不信も判ることは判りますよね。そら誰だって勝つ為のチーム作りをしているんだし、その行動を否定されては立つ瀬が無い。…ま、お金が少ないチームならばそれなりのやりかたせんならんのは確かでしょうけれど、さ。


STAR DRIVER 輝きのタクト・9話。スガタさんは憑き物が落ちたのかのように元通りっぽい。朝も早ォからタクトさんと自宅のデカいお風呂入ったりして、相変わらずソッチ方面でのサーヴィスも欠かさない野郎どもではある。ピンク姉さんのキス呪縛ってのはやっぱ、そんなガッチリしたものではなく「元からある性格の一部を変形させる」って程度のモノだったんだろうな。とまあそんなタクトさん陣営の一方で、綺羅星ィ十字団にはまた新しいねーさんが入ってくるのであり…という話。


新入幹部の人は双子のお姉さん。妹のミズノさんは鳥と話し魔法を使うという「フシギちゃん」にして巫女の一人であり、お姉さんのマリノさんは妹を護らんとして行動している。幹部としてのマリノさんは綺羅星キャラの通例に違わず過剰な演技で押す人であるが、どーもテメエんとこの構成員「真の綺羅星」からは良い目で見られていないらしい。まァいろんなフラグの立ちまくりな状況ではあるが、それは今後のお楽しみ。…てかこの島、綺羅星さん多いな! その為の島ではあるんだろうが。


マリノさんに広橋涼。今までのワシの印象からするとかなり異質な演技で面白いっすね。楽しそうではあるが、今後は悲しい演技も増えそうな。あと、戸松のサカナちゃんが去ってった後のロボバトルはやはり、何か物足りない雰囲気はありますね。♪舞う雪は〜、っちうあの歌曲が非常にキャッチーだっただけにねえ。