オカルト学院

世紀末オカルト学院・5話。花澤のコズエさん担当回。メガネドジっ子というよりはもう「残念な子」辺りにまで足を踏み入れている彼女が臨死体験を経て残念でなくなるお話。ちうかもう、かなりのツッコミ所を擁する話になってて大変。初めのうちは「前回のモスマン騒動はガチスルーかよ」と思ったけど、勘違いと思い込みとズッコケと迷惑巻き込みと…まあ、こんな日常を過ごしてるのならモスマンの生贄程度は普通だよな。うん。全く普通ではない。


コズエさんのドタバタ加減は楽しいものの微妙にテンポが悪くて、もうちょっと畳み掛けるような演出でも良いのだがと思いつつ見てたが、Bパートいきなり「臨死体験装置」という、オーパーツならぬオーヴァーテクノロジマシンが出てきて割とビビる。なんだこれ。感覚遮断槽っぽい機能だけならまだしも、被験者の見ているイメージまでモニタ出力するとはすさまじい。未来の人が「この時代にあるべきでない技術が云々」言うてたけど、もう手遅れなのと違いますやろか。


件のマシンによってクールでドライな性格に生まれ変わったコズエさんであるが…精神世界に残留している人格が今までのコズエさんっぽいところを見るに、生まれ変わりというよりは「人格が乗っ取られた」ってところのようだ。何故かメガネだけ物理的に消え去ってんですが、とするとコズエさんの本体はメガネということかしら。ならばあのモニタ画像は、メガネ自体が「メガネメガネ」とメガネを探している状態ということに。かーさんワシのメガネ知らんか。いやですよお父さん、あなた自身がメガネじゃないですか。…シュールレアリズム。


そして相変わらず文明さんはヘタレ人間である。わはは、もういいから小林ゆうの人とくっついて不幸になっちゃえ。あと美風さんが校内進出を画策してるようだが…うーん、この人の意図も微妙に不透明だなあ。まさかにマジでエエ人って可能性も…無いか。