デュラララ

デュラララ!!・5話。時間はまたもや巻戻し、宮野マサオミさんの視点から語られる今までのお話。話はなかなか進まないが、土台と舞台を固めているってな状況ですかね。この1話自体もちょっとした時間イジリがしてあって、冒頭の状況の続きが物語の後半にて出てくるのだが、このパッケージっぽい構造も「お話が進んでないな」ってな雰囲気をもたらしてるような。…割と楽しげなこの時間、このままであればヨロシイのにね、というマサオミさんの心象でもあらんか。


どうやら軽口としての言葉だけじゃなく、マサオミさんも池袋の暗部と無縁とは言えないお人であるらしい。だからこそ竜ヶ峰さんの朴訥さに好感情を抱いているのだが、ただのおのぼり坊ちゃんでもない竜ヶ峰さんの性格は、さて今後どう舞台に絡んでいくのか。…ブラクラのロックみたく「境界に居ることがアイデンティティ」みたいンなんのかしらね。


この街の怪異は首なしセルティさんだけじゃないみたいで、カタナベアラーの人外お嬢さんが登場してくる。こんな感じでもののけバトルなお話になっていく…って感じの作品でもなさそうだけど、さてね。とりあえずテメエが一番謎のおばけのくせして、他のオカルチックな物にちとビビってはるセルティさんがかわいい。ああ、こりゃヒロインだわ。声が付いてることに関してはもうちょっと、保留。