●咲-saki-・18話。各人の強さと役割がエエ感じに波打つ展開でありますね。因縁やバックボーンの要素を交えつつ、クライマックスの実にマンガっぽい大技に繋ぐ流れってワケだ。それまでコロモさんの強さの源泉の一つだった「相手の役の気配が読める」っちう能力を逆手に取り、別の人の手をすげえ強さに高めて（でも上がらせない）コロモさんの注意をそっち逸らし、自分はリンシャンというコロモさんの力及ばぬ所から引きまくって上がる…というね。三連続カン、それもカンの材料さえリンシャンから持ってくるっちうギミックがバカチンでよろしい。
何度か中途に挟み込まれる選手たちの日常。コロモさんに欠けている（か、あるいはわだかまりのある）要素はその日常的な人との交流である。そこがブレイクスルーになるのか、あるいは虎の尾を踏んじゃう結果になるのか。…敦賀と池田さん両方とも「下校時に百合っちい会話する二人」というソックリエピソードなのはちとどうかと思ったけどね。いややっぱそれでいいです。うん。
当然宮永さんにも友情パワー話は出てくるのだけれど、割れ目が気持ちいいだの脱いでいいですかだの、勘違いえろ方面に特化しているのが何やらその、いいです。靴下脱いでリラックス、ってのはワシも判りますなあ。…マクレーンさんなら悲惨フラグが立つところだが、まァ麻雀の試合でガラスの破片は出てこぬじゃろ。多分。きっと。
