けいおん/ソラカケ/咲

けいおん! 10話。なつがっしくの巻…ってそうかあ、もう1年経ったのかあ。てことで、アズサさんを後輩として海で暴走したりしなかったりする話。一学期を過ぎ、アズサさんも何だかんだでこの空気感に順応しているのである。先輩連のダルな性癖にはちゃんとツッコむ彼女であるが、そう、同一レヴェルでツッコめる程に順応しているのだ。よしよし、チミがちゃんと手綱を引き締めるように。


が、それでもしかし、後輩があずにゃん一人だけってのはどうにも寂しいなあ。楽しい(≒ダメな)先輩たちもエエのだが…ねえ。同学年として喋れる相手がウイさんだけってのはねえ。


ちょいと悩み気味なアズサさんがユイさん練習に付き合うシーン、スタジオでトンビ座りしてギター弾いてるユイさんと、それに付き合うアズサさん。広い画面の真ん中に小さくレイアウトされた二人の絵面がちょいと良かった。二人顔つき合わせて練習してるあの雰囲気は「空間を共有しているな」っちう合宿的雰囲気が漏れ出てましたなあ。…あと、焼けたらちゃんと真っ黒けっけなアズサさんの肌もよし。よおし!


宇宙をかける少女・23話。クサンティッペの強襲撃退とイモさんの消息。大方の予想通りイモさんは生きていた! のであり、問題はどうやらネルヴァルの元に居るらしきこと、ではあるが…まあ、あの様子を見るだに元気そうなのでよろしいでしょう。人民服っぽいあの装束は前にも着てはったけど、イモさんのちまっとした体型に似合うよね。


何やよう判らんままいろいろと体制が整いつつある中、アキハさんの消沈具合だけがネックの状況。とりあえずは友情パワーにて己が脚で立って歩くとこまでは出来たが…ってとこでイモさんの情報、なるへそ、これでネルヴァルへのモチベーションが成ったって感じやな。相変わらずイマイチコクの足りない演出はまあええとして、これである程度話の流れが判りやすくなったってのは歓迎。


今回は中盤のアレイダvsタカネ戦が瞬発的にエエ動きで目を引いた。画面の手前奥方向にギュンと動く作画がノリノリでよろし。…にしても、後輩二人組ははホンマ、しどころなしにも程があるなあ。


咲-saki-・10話。全員メガネの次峰戦、割と頼もしげな先輩であるウチのメガネは予想外の苦戦を強いられる。「過去の牌譜をイメージ記憶している」っちういかにもメガネメガネな強力能力なんだけど、ド素人故に過去情報の応用が利かない! っちう、なんかそれってどうなの? みたいな相手に敗れ去るワケだ。…思わせぶりに登場の紫メガネさんもあっという間に負けちゃったには笑ったけどな。なんか見せ場作ったれよ。


「彼女がいなかったらここまで来れなかった」といわれるパツキンメガネさんだけど、結局何が普通の素人と違うのかが判らんままどっか行っちゃったのがちと不満ではある。あれならそこらの一般人連れてきたら誰でもオッケーやんけ、てな感じだもんねえ。彼女ならではの武器があればもっと言い訳になったとは思うけど。


そして案の定、小清水さんのペンギンに魔の手が迫る。ああして彼女の強さを「外部化」した以上、そこにドラマ作らぬワケには行かぬよなあ。このためだけに駆り出された初戦敗退ザコお嬢さんたちがちとかわいそうではありますが。部長で盛り上げて小清水でピンチ…って流れかな?