ハガレン

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST・8話。監獄隣の生体実験場を探ってみれば、さまようよろい二体(か三体)があらわれた! やっつけたら黒幕っぽい二人があらわれた! の巻。ちうか、井上喜久子高山みなみのタッグに立ちはだかられちゃァ流石に勝てる気がしねェわな。パクロミに釘宮っちうペアも相当ではあるのだけれど、ねえ。


この作品は毎度々々どっかで「性急な演出だな」と感じる個所があったりするんだけど、今回は弟さんの唐突なアイデンティティ問題がそれだなあ。お前はホンマに人間なのか、ゴーストのない人形は哀しいね、となまはげ鎧に言われて動揺する弟さん。確かに本人にとっての一大問題ではあろうけれど、いきなり言われても「え? 何のこと?」だし、とりあえず相手をノしといてから再考すればエエだろうしねえ。もうちょっと下地を固めといてから展開させた方がワシにとって効果的だったぞ(←偉そうに)。


あ、この話だけに関して言えば割と適切な密度だったと思います。研究所の内と外、ほぼ全編でバトルしっ放しってな構成だったので、これ以上伸ばすにはかなりなリソースを投入しないと苦しいだろうし。今回のバトルシーケンス、振り付けや組み立てがコンパクトにまとまってて良かったですよ。うん。