鉄っぽい話

●使用している手帳のケツん所には主要都市の鉄道路線図が載っている。ワタシは特に鉄の人でも地図の人でも無いが、こういうのをぼおっと見るということ自体は割と好きだ。…確か以前も大阪の路線図見てて、「四つ橋線なのに四ツ橋駅なのな」とか気づいたりしたのだった。今東京の路線図見たら、丸ノ内線には「四ツ谷」と「四谷三丁目」がある。ツの字があったりなかったり…ご当地の人にとっては周知のこっちゃろうが、ワシら田舎者にとっては割と面白い。


んで、名古屋の路線図は別の意味で面白い。つまりその、特定の施設やら建造物やらの名前がそのまま駅名になってるトコが妙に多いのな。そら東京にも国会議事堂前や都庁前があるし、大阪にだってトレードセンター前やら動物園前やらがある。…改めて見ると「動物園前」っちう駅名もアレやな。もう動物園っちゃァこの世に天王寺にしか存在しないような勢いだ。エエけど。


そして名古屋。国際センターだの総合リハビリセンターだの瑞穂運動場東だの、だ。「〜前」などというナヨけた言い訳もせずにマンマ言い切る命名方法が漢らしい。「前」が付いてんのは「ナゴヤドーム前」くらいか? 興味深いのは、かなり端折った範囲しかないこの路線図の中に「港区役所」「中村区役所」「瑞穂区役所」そしてズバリ「市役所」…と、役所関係が4つもあること。役所好きな県民性/市民性なのでしょうか。