銀魂

●たらいまー。てことで一本見ましたよ、の銀魂130話。前回の仕込み段階ではエエ話かと思わせてのどうでもエエ話だったが、銀魂的に当然ながらシメはやっぱりエエ話になるのである。老犬と老飼主双方の「退場」までをちゃんと描く覚悟はちょっと「へえ」と思った。普通なら「やっぱし元気になりました」とスカしたりもするけどね。どっちが良いのかはまた別問題。どっちもアリっちゃアリ。


結局ギャグ的エエトコ「しか」さらっていかないヅラ兄さんは律儀な人だなあ、と思う。いざとなればいくらでもシリアスになれるのだけれど、こういう時は本当にどうしようもなく独立独歩で困り楽しいなあ。銀さんのスクータと並走しながらオランダ妻のスザンヌさんをを紹介され、「だから乗せてよ。あ、ども桂です」のツッコミ/ボケの連結台詞が吐けるのはこの人くらいしか居るまいなあ。


堀内賢雄のジジイ犬は先週に引き続き好演、ラストの叩きつけるような台詞群は流石の貫禄。受けて立つ麦人爺さんも負けてなくて、この二人の演技合戦で泣き状況が成立してたような雰囲気もあるな。…公園登場時の麦人さん演技が良かったっす。へへへへ…って怖ェよ。