かんなぎ

かんなぎ3話。お、オチモノ定番のガッコー話ですか。てことで条件と理屈を整えてナギさんが学校と関わる状況をクリアすしつつ学校メンツの紹介話、とついでに高飛車い「妹」さんの登場である。…あ、こちらでも花澤香菜さんですかあ。ゼーガのリョーコは遠くなりにけり、だなあ。


一応は学校の怪談を軸としての脚本展開ではあるんだけど、それ以上に美術部員たちの紹介と動かし方がかなり上手くて、彼らのやりとり(やド突き合い)を見てるだけでも割と楽しい。そこに介入してくるナギさんの「かわいい異物」ぶりも効果的。キラキラ効果背負いながら走って来てジンさんに避けられてずっこけるトコでCMまたぎ、というベタ加減もやはりベタ上手いなー。


ベタと言えばオチとしての八奈見乗児の使い方。これがまた大上段に振りかぶっての八奈見さんであって、その照れの無いそのまんまぶりが実にはまっていた。あーあー、これは腰抜けるわな、と思いましたよ。


作画的にも引き続き…ちうか、ホンマ、ガッツリと見せるキャラ芝居は偉いものだなあ。ナギさんとジンさんの何故か中国拳法系な小競り合いがちょっとスゲかったな。…願わくばもっと、ボッボッボッてなありえねェほどの風切り音を付けて欲しかったとこではありますが。…ふうむ、今んとこ楽しく見てますぜ。ちょっと頑張りすぎな感じは「大丈夫か」とか思いますけど。余裕のなさ、というか。