鉄腕バーディー/狂乱家族日記

鉄腕バーディー DECODE・4話。バーディーの故郷にて裁判とか何とか。普通なら宇宙話の前に、冒頭のフロメシエピソードみたいな「地球の風俗でアレコレ」な話をもうちょっと挟んでくるところだが…ふーむ、割とタイトなシリーズ構成なのかしらん。その割にどうやら次週もまだ地球外が舞台みたいですけどね。ま、面白きゃ何でもいいです。そして今んとこ面白い。


上で裁判と書いたけど、別に法廷モノっぽい脚本とはなっていなかった。次回はともかく、今回は状況の補足(リュンカとは何か)とキャラ紹介ってことですな。とりあえずリュンカが大量殺戮兵器とはね。何となくそういう名の宇宙人とかかと思ってた。…って、まだその外形が判んないので普通にキャラかもしれんけど。


そしてもう一方のキャラ紹介ですが…うわー、これまた豪華やなあ。根谷美智子の犬っ娘さんとか柚木涼香のクールビューティーさんとか、そして声優界のジョーカーとしての若本師匠。これが案外気さく系の筋肉おっさんで、演ってて割と楽しそうだった。んー、こういう役もちょいちょいやってって欲しいものだ。


…あと、あのケータイテュートさんの使われ方が楽しみ。てかちょっと欲しい。


狂乱家族日記15話。冒頭は男三人(男とカマとけだもの)の早口ギャグ。けだものさんが結構ムリしてんのが妙に可笑しい。というワケで、1話見逃したらなんかいろいろ変わってて、後藤邑子の人が(この世界的には)割とフツーに職務をこなしてそうなキャラになってんのはまァエエとして、キョウカ様がなんかもう、すげえデレんデレん期に入っちゃってんのに少々ビビる。なんかあったの? 無かったの? 


お話としては魔法少女、いや魔女っ娘パロディ話。んー、今までで一番「狂乱」しててかつ面白い。やっぱ余計なストーリーや重みは要らんなあ、この作品には。「相手の好き感情をエネルギーに変換して衛星から攻撃する」という、やたらと話の都合的で岸和田博士的な魔女ステッキがムチャクチャで良。ヤケクソ気味な変身シーンのくち効果音とか、イライラして走り出したら脈絡もなくトラックにはねられるとか、刹那主義なギャグがいちいち決まってました。


最後のちょっとエエ話なシメも普通に効果的だったな。てことで楽しみましたよ。このレベルの話が続いてくれたらスゲっすけどねえ。