ニールス・ボーア論文集2

●「ニールス・ボーア論文集2・量子力学の誕生」読了。その名のとおりボーアの論文やら講演やらをまとめたもの。…なんだってこんなもん買って読んでんのかというと、まあ、電車の中で読むぶんには長持ちして経済的そうだなあ、と思ったからでありその思惑通りでした。とにかく一般向けでない論文も多いので読むのにやたら難渋したりもするが、好きは好きな分野なので中途で投げ出したりもせず。何だかんだで楽しませてもらいましたよ。うん。…まあ、主に後半の割と一般向け講演が楽しかったことのメインでしたけどさ。ラザフォード万歳。


以下は特に意味の無い文章。電子がある定常状態から別の定常状態へ遷移するという現象を聞いた寺田寅彦が、長岡半太郎に「何だか原子が自分の行き先を知ってい」るように思えますねという感想を述べた、てなエピソードが解説に載ってて、量力にはじめて触れた人の感想としてエエ感じに判りやすいなあと思いました。のですが。


それとは別に思い出したのがいがらしみきおのあるマンガなのでした。異様に早漏なお兄さんのネタ。このお兄さんはいきなり街角で気を遣ってしまって倒れこむ。何とか恢復して歩き出し、角を曲がって出合った娼婦に「あら、お兄さん遊ばない?」と言われて「ああ、やっぱり…。実は私もうイッちゃった後なんです。すごい早漏なんで」…という。おお、今思えばこれは実に量子力学的兄さん。多分彼のちんこの時間の符号はマイナスだ。あるいはチオチモリン*1的ちんこ、でもいいな。今まではそう思ってました。


んー、ニールス・ボーアで始めてちんこでシメる。すんませんねえ、コペンハーゲン派のみなさん。まあいいや。