マクロスF

●一本だけ。マクロスF・10話。マクロスゼロの話を映画化してそれをアニメ化する話。ややこしいようだが別にそうでもない。…確かマクロス7に似たような趣向の話って無かったっけ。まいいや。とりあえずやたらめったら男前の監督に惚れた。多分名前はカワモーリとかそんなんだ。


しかしワタシはゼロを見たことないのでそこら辺は隔靴掻痒ではありますな。親切にもCMでDVDの宣伝してましたけど、なかなか商魂たくましい。…とか思いつつ見てたけど、あー、もう、かわいいなあ。ランカいぬもシェリルねこも、不自然なほどにキャイキャイと楽しそうでよろしいことだ。そんでもってコナンとラナ的なちゅーシーンもあったりして、そしてからかい半分マジ半分のちゅーもあったりして、アルトさんのラッキースケベ属性はここに極まっておられるな。


話自体は1話の長さにまとめちゃったので結構なご都合主義の嵐なんだけど、モノが映画的サクセスストーリーなので「なんかそんなもんかな」と思いかけてしまった。にしても、あのブッ飛んだアクションシーンはちと違和感さえ覚えたぞ。いや、バカみたいにパースと動きがブン回ってて楽しかったけどさ。


僅かに緊張感を含んだまま推移していくランカ/シェリル関係も気になりますな。お互い無意識、あるいは意識的にお互いを見ている。んー、どうもランカさんが純粋な歌姫に…てことはある種の悲劇性を持った存在になりそうな杞憂がします。杞憂であれ。