銀魂/マクロスF

銀魂104話。色々あって伊東先生は死にそうになってまで真撰組を救うのでした、というお話。土方さんは沖田/伊東の両者から「お前を殺すのは自分であるのでここで死なせない」式のこと言われてなんかもうモテモテさんであるな。敵対者こそが最大の理解者ってェのはある程度真実ですからねえ。そこらへんを超越した「お人よし」の近藤が最強、という図式はなかなか面白かったりする。


…にしても、伊東先生の片腕欠損はこの時間帯のアニメとしてはかなりギリギリの表現ではなかろうかな。割とこういう表現って規制が厳しいようなイメージがあるので。あと電車が釣り橋から落っこちるシーン、記録映像の如く大俯瞰でダラーっと見せるという演出がちと不思議な効果だった。意図したのかどうか判らんけど。


マクロスF・5話。先週のバトル展開と打って変わって、ミシェル×ランカとアルト×シェリルのダブルデートっぽいものでご機嫌を伺う話。いやあもう、「誰か来たので慌ててロッカーに入って二人きり、おまけにケータイのバイブがヤらしいとこに当たってもう大変」がなんと単なるツカミネタですよ。リキの入ったラブコメ展開だなあ。密かにプロ的新米潰し意欲が出てきたシェリルさんがなんか頼もしい。エエぞ打て打て出る杭を。


閉鎖リサイクルという割とタイトなシステムの割に、ゼントラーディが巨大サイズのまま暮らしてるってのは鷹揚なことだと思うが、見た目にもバラエティ的にも楽しいのでゼヒ賛成してゆきたい政策である。ワシこういう「異種族同居シチュ」って好きなのよ、って前にも言うたな。しかしクラン大尉は毎度ながらキャッチーでエエですな…普段からあの不思議髪型なのか。


どうもランカさんが歌うとヴァジュラが騒ぐらしい。んー、こりゃまた例の遭難事故と絡めて面倒な出自のお嬢さんのようですな、というかこの設定ならば「歌とバトルが必ず同居」という必然。上手い設定な、のか? あと、この回まで作画の質が落ちないのは見事だなあと思った。歌シーンも兄妹喧嘩シーンもエエし、電車内デートで慌てて手を離したシーンのくるくるシェリルさんとかが妙に生命感がございやした。眼福。ちち谷間も。