憎きテッドブロイラーがまだ憎い

●ちょろちょろと進めているメタルマックス2であるが、何度かつっかえながらもラスト近くまで進んできた按配である。んが、流石にここまで来ると敵が辛い。このゲームの防具の中には「プロテクタ」ってのがあり、これが有ると無いとでは敵からの被ダメージが天地ほど違うので是非装備しておきたいのだけれど、ちょっとキツいダメージが来るとこれが壊れますねんな。ラスダンではもう、一回攻撃が当たるとすぐ割られちゃうのであってもう。くそうSSグラップラーどもめ! 弱いヤツ集中攻撃すんなあ!


…などと言いつつ何とかやってきたが、とうとう親の仇たるテッドブロイラーに再会いたしましてここでとうとう詰んでしまいました。かかかーっ勝てねえ! ダメージ量と被ダメージ量の差があまりにもデカい! こんな化け物相手にマリアたちはようあんなけダメージ与えてたものだ。てことで瞬殺/後送、蟷螂の斧にも程がある。


おっさんになって堪え性も退化しておるワタシであり、めんどくさいので攻略サイトを精読して対策を練っております。なあるほど、確かにテッドさんの攻撃のほとんどが火炎属性だから火炎バリアでなんとかなりそうだな…って、そんなバリアが可能だなんてのも今知ったわい。これは当時でもそこそこ歯ごたえのあるボスだったのではなかりましょうか。


●まァ再戦には間を置いて挑むとして、もうちょっと世界を漫遊するとしますか、ってことでデスクルス元刑務所に向かったりする。この刑務所イヴェントもメタルマックスらしい身も蓋もなさでヨロシなあ。一旦入ってしまったらもう抜け出せない巨大監獄であり、やらされるのは毎日々々意味もないドラム缶押しという仕事のみ。シベリアで穴掘って穴埋めて穴掘って穴埋めて…の連続作業を髣髴とさせる、そらもうドラクエVの奴隷仕事なんか甘っちょろい程の灰色イヴェント。


またこの看守の台詞がねえ。ハートマンインスパイアのエエ台詞三昧でねえ。「まだ自分の名前を覚えているか? 安心しろ、明日には思い出せないようにしてやる。明日はこの二倍の仕事をするんだ。嬉しいか!」…ああ、なんでまたワタシは、今になってわざわざここに来てドラム缶を押しているんだろう。もう「元」刑務所だから意味無いのに。奴隷気質。