ボーン・スプレマシー

●ボーン・スプレマシーをTVにて鑑賞。数日前に前作をTVで復習したのでスンナリ入れたかな。二作目ってことで話も大きくなってて、あんなけ派手にやらかしたら結構証拠残しちゃうんじゃねーかと心配にはなるところ。何より今回は米国映画のシルシたるカーアクションがあるものね。このシーンはとにかく車をぶつけぶつけられ、ものすごくスマートじゃないカースタントになってたのが面白い。身を削って血路を開くヒーローらしいなと思いました。


敵の殺し屋がカール・アーバンか。エオメルの時に「ぽってり唇とヒゲが生々しい人だな」と思ったのでよく覚えてますよ。あと、ドイツでも警官さんはとりあえず「警察だ!」って言うんだな。ポリツァイ! ポリツァーイ!


声については…うーん、こないだ危惧したのが少し現実となってたかも。中村繁之さんの声は少々不安定で、特に訥々と述べ立てる時に演技力が上手く乗っかってなかった感じ。周囲に渋めの実力派さんが多いだけに、余計に不安定さが目立っていたように思った。演技力というよりは「超絶なる戦闘のプロ」というキャラに合ってなかったってとこがホンマかも知れん。


フランカ・ポテンテの山崎美貴さんは良かったなあ。すんません、やはりどういう方なのか存じ上げないのは存じ上げないのですが。ああ、塩田朋子姐さんは毎度ながらサイコーです。あと回想でチラッと出てくるクリス・クーパー野沢那智、これは割と強烈だった。生前は堀勝之祐で回想は野沢那智とは濃いィ人やなあ。