ギガンティック/コードE/銀魂

機神大戦ギガンティック・フォーミュラ20話。対ロシア戦の決着話。相変わらずのワンパンバトルはエエけど、これで三度目でやんしょ? お前らホンッマに何の対処も準備もしないのな。敵の精神攻撃デバイスを狙うとか、デバイス展開される前に仕掛けるとか、そういうギミックを経て「ダメだ、それでも通用しないのか!」とかいう定番ドラマさえ持ってこんのな。ここまで来ると何かこだわりっぽいものを感じる。


でもま、精神攻撃シーンの擬似家族幻影はなんかおもろかったな。うっちーの妹キャラもともかく、何より副官のおっさんのパパさんがはまりすぎ。前半の恥ずかしったらしい青春のチュー話とか、そういう「キャラの属性ありきで進める」ってのは上手いと思ったっす。あと行動や表情に抑えのきかなすぎる参謀長の人は、いっぺん三等兵あたりからやり直したほうがエエと思うのだがどうか。


CODE-E・7話。あんまし危機感も無くほのぼの学園話は続く。偽装転校生としてやってきたバカスパイ二人のエピソード、あまりの安っぽさと古臭さにクラクラしてしまった。ドイツ人扱いで「ホワーイ?」じゃねえっつーの。狙った安さなら悪くはないが、どうもマジっぽいような気のせいもするな。


科学兄さんがいきなり、ムータントケラムとか何とかいう代物が宇宙から来たので特殊人類になりましたよ、というパンスペルミア説のパチモンみたいなこと言い出したので割とついていくのに苦労した。また伏線も無くぶっとんだなあ。それを普通の話として受け入れてる周囲がまた凄い。「それだけしか調べてないのか」ってああた、この流れでまだ不足かえ?


ラストに恋人云々言われて動揺する海老原さんはかわいいけど、その一連のイメージシーンに一瞬割り込んでくるバカスパイ(♂)の絵は何なんだ。二又願望か。


銀魂69話。今回は割と状況説明に特化した回であり、それほどの進展は無かったかな。とりあえず天馬博士っぽい黒幕おっさんが機械の体で生きていた、ってことまで判りました。にしても、こういう「身内への歪んだ感情」系の悪役さんは何故一足飛びに世界支配に転んじゃうのかねえ。間が無いよな間が。


冒頭のアクションはタメとフォロースルーをたっぷり取った様式的作画でかっこいいなあ、と思って見てたら、相手がメカ娘とは言え「口腔内に銃口突っ込んでマシンガン連射」という結構なショッキングシーンがあって割とビビる。その後のシーンよりよほどホラーでごんすよ? んなことしときながら、袖擦りあった程度の南央美メカ娘には高待遇で接しててエエのか? あの涙は単なる一次冷却水漏れかも知れませんですよ? ジャイアントロボ


あと、芙蓉計画って卵(たま)さんと洒落がかかってたのね。フヨウハイか。