ムーンレイカー

●TVでムーンレイカーを見る。007キャンペーンのラストですな。うん、この「ボンド宇宙へ行く」はかなり覚えているな。…しかし前回の「私を愛したスパイ」は「大雑把な映画」だと思ったが、これはさらに輪をかけて大雑把であるなあ。細かい整合性とか妥当な展開とかはほぼゼロに近い。SF要素は言わぬが花。うーん、これはこれでファンが多いハズだわ。バカだもんね。


んでコメディ演出も多いんだけど(こんなに映画のパロディが多い作品とは思わなかった)、そのノリも「英国式ウィット」と言うよりはバカですな。ボンドの足元がひっくり返って水に落ちるとか、皆でそろって無重力コントとかもう、ドリフかと思った。


クライマックスはNASAを相手にスターウォーズ。「(NASAの)シャトルの攻撃に備えよ!」なんてなステキ台詞もあり。イカス。…あと、前回より引き続き登場のリチャード・キールはほぼ主役扱いであるのな。パツキンツインテールメガネ巨乳、という属性の塊みたいな彼女ゲットしてエエなあ! 当時気づかなかったヨ。


今回のも新録版のようですな。あの石塚運昇のおっちゃんは、過去見たバージョンでは内海賢二辺りだったような記憶がある。しかし、なんでまたオペレータ音声等は吹替えじゃなくてボイスオーバーなの? 日本語と英語同時に聞こえるのよ。それってカッコエエか?