マグロ納豆でドーン

●水上歩行したりメシを増殖させたりした昔の人の誕生日前ということで街は禍々しい宗教行事一色となっているがワタシには爪の先ほども関係がないのでマグロのすき身買ってきて喰うことにする。どうでもいいけど、なんでクリスマスと言えば鶏(七面鳥)なんだっけ。まいいや、関係ないし。


とりあえずキハダのすき身を買ってきたものの、さすが見切り品にして少々鮮度は怪しそうだ。薬味てんこもり入れてマグロ納豆丼にでもするか。久々やな。


しかし昨今はマグロの状況もイロイロと大変みたいやね。マグロに限らず漁獲減な海産物も多いようだからなあ。やっぱ水中のものはよォ判りませんってことやろか。…ただ、マグロの危機を指して「日本の伝統が」云々という言説はちょいと可笑しいわな。日本人がマグロを珍重しだしたの、結構最近よ?


そらまともかく。買ってきたのは赤身で脂が少ないので、手軽に卑怯にバターでソテー気味にしてボリュームを乗っける。荒く刻んでから納豆に混ぜ込み、薬味として刻みネギやら白ゴマやらを加える。丼飯にあけてから卵の黄身を落とし、ごま油をたらして出来上がり。もみのりとかあったらよかったんだけどな。さて頂きます。


うむ、バターの脂っけが実に下世話な旨みになっていてよかよか。これがラードなら大トロ風味になるのかな。しかしアレだ、納豆の粒の大きさは人それぞれ好みがあると思うが、こういうガッツリ喰うケースではやっぱ大粒だよなあ。「喰ってまっせ」感が違う。