7度5分

●なんだか不安定な眠りから覚めると、昼の1時半だった。よォ寝たなあ! 熱はだいぶ下がっていたので、これは有難い。とりあえずジャガイモふかしたのとリンゴ喰って遅めの昼飯とする。料理に立ち回る元気はまだあんまし無いので。


昨夜の発熱は、ピーク時には9度越えというなかなかの山脈だったワケですが、特に解熱もせずそのままほっといたのが功を奏したな! そうとも、発熱とはウィルス殺しのための防衛本能なり! 我が灼熱の体もて邪悪な病原体を殲滅せしめん! でもそのおかげでいろんな白昼夢を見そうになったぜ! ありがとう!


●今までで一番困った風邪は7年前のかなあ。胆石で入院する事になりまして、んで腹切った直後に風邪引いたのだ。もーこりゃアレだ、拷問ですよ? どうやってもセキや痰は抑えがたいのだが、ごく軽ゥにでも「エヘン」ってやっちゃうと地獄の痛み。そらそうだ、あっちゃこっちゃで腹筋が切断されてるんだから。どないせっちゅうねん。


しょうがないのでなるべーく穏やかーにセキしたり痰切ったりしようと努力したのだが、そうなるとどうしても「ぅうーーーーぅぅ、あーーぅぁぁぅ」とか何とか得体の知れない野獣の唸り声みたいになっちゃうのであった。それでも痛いのではありますが、やらないわけにはいかんのだ。


当時同室だった皆さん方、夜な夜な野生の息吹を感じさせちゃって申し訳ないです。ま、それが病院というものよ! コッチだってボケて徘徊中の婆ちゃんに夜這いされそうになったりしたんだからお互い様じゃー!