リベリオン

●例のチャンベールアクション映画。本気で「クリス・チャンベール」だと思ってる人が居る、というのはどうかと思うが、それに便乗するコピーはさすがテレ東でやんすな。


ディストピア+バカ格闘映画で、ディストピアモノとしてはそこそこの内容。絵的にはブラジルとかマトリックスとかより、THX-1138の「無色さ」な感じが強かったですな。ラストの「爆発を映す瞳」ってのはブレランオマージュかしら。


冷血なプロが心を開くんじゃなくて、もともと女々しく弱っちい人間だけど腕っ節だけは強く、それゆえに体制に(いろんな意味で)利用されている男の話なので、思ったより硬質な感覚は少なかった。メロドラマチック。


…アクション? いや、噂にたがわぬバカ全開。堪能しました。すばらしい。