ダンマスでウフー

●ちまちまとやっていたSFCダンジョンマスター一人旅であるが、プレイヤーキャラさんの各々の技量レベルが全部◇(イー)マスターになったのでこのへんが潮時なのかしらんと思った。残りのレベル名はあと、)-(パル)マスターに△(モン)マスターにアークマスター。たかだか3レベル程度じゃんとは言いますがね、このゲームの次レベルへの必要経験は倍々ゲームなのよ。つまり)-マスターになるにはゲーム開始から今までやったことの倍の行動が必要となる。それは…流石にめんどっちいやなあ。


世間には四人パーティの全員の全技量レベルをマックスにした人も居るのですがね。ちょっとだけ気は遠くなるね。ちょっとだけね。


●このゲームには結構シビアな時間経過フィーチャーがあり、ほっとくと喉が渇くし腹が減るしで衰弱死しちゃうので、食糧の確保は最優先課題の一つである。ダンジョン内に落っこちてる食糧は当然限りがあるので、最終的には何箇所かある「怪物が湧き出てくる場所」が命綱となる。そ、怪物斃してその屍骸を喰らうのね。叫ぶ巨大ブロッコリのスライスとか獰猛暴虐巨大ネズミのもも肉とかね。


そういう細かさが存在するとですな、ワタシはもっと他の部分のリアリティもだんだん気になってくるのな。食材があるだけでは困るだろうな、多分あのもも肉はローフルイルのファイアボールで焼いて喰ってんだろうな、とか。てことでですね、今ゲームのキャラが拠点としている場所の近場にですね、トイレにエエ感じのピット(落とし穴)などが無いのでなんかかわいそうだなあ、と思ったのでした。おわり。


…という感じの絵だと思います。

結界師

結界師27話。先週の黒芒楼幹部連に呼応するが如き裏会十二人会議、の話と「猫と先生」な掌編を並列して描く。ついでに野沢那智のマッド野郎も再登場。結構盛りだくさんな内容ながら、あくまで落ち着いたカラーでまとめられた回だったですかね。


今回は事件やバトルというよりも、「ある事象に対してどのようにアプローチするのか」という主題で兄弟の対比を描くのが主眼だったのだろうな。力と野望を裡に秘めつつ幹部連を化け物と吐き捨てる正守、力を使わぬに越したことはないとただ猫幽霊を見守る良守。異形たちが人の皮をかぶろうとし、人である裏会は異形の集団としか見えぬという皮肉は、彼らの目にはどう映るのか。とりあえず、裏会の上層部はとっても俗っぽい権力主義者が多いってことは判りました。郷里大輔ええなあ。


地味な回ながらよく気の回った作画で良かったっすね。猫の仕種はデフォルメなく「かわいい」と思えるように描写してあってちと感心。もっと記号的なかわいさで動かした方が楽なんだけど、あえてそうしないのね。あと正守さんの所作、畳に座るまでの落ち着いた動きと会議終わりで立ち上がって縁側を歩く動き。この辺の見せ方がとても上手かったな。