ギャリアとドラン! 

模型誌見てたら超合金魂のギャリア話が。オマケのドランがめたくそかっちょ良い。てェか、どっちがオマケが判らないボリュームでございます。ドランのあの、どうやって駆動させてんだか皆目見当もつかない不思議関節もバッチリ動くみたい。こ、これは流石に欲しいぜ。なあご同輩。


そんでそのワキを見ると…参考出品ながら「1/100ギャリア」の記述がありまっせ。ホンマでっかマジでっか。あのザブングル商品的に呪われたアイテムが今我々の眼前にそびえ立つ。参考出品とか言うなよう。お願いしますよう。


…ど、どうせならこの波に乗って、我が愛しのレッグタイプも出してつかあさい! お願い! カネないけどワシ絶対買うから! あーでも、石橋謙一のボックスアートで見たかったなあ…。


以前日記で描いたウソボックスアート。本家が出たらもうダメなので、今のうちに。
 

あさっての方向。

●新番組・あさっての方向。。このタイトルを文末に持ってくると句点二つ打たなあかんな。あんましワタシの得意とする方面のアニメじゃなさそうだけど、スタッフが気になったので視聴。


ガキに青年、男と女、兄弟に元恋人。いろんな関係入り混じる田舎町。それぞれにワケアリな野郎ども、一夏のお話。定番の素材を使いつつ、「流石このスタッフ」てな感じの情景描写で一歩々々語られる物語は質が高い。しかしまあ、やはりワタシのような人間が見る作品じゃないのかもなあ…と思ってたら、ラストでやられた。


…で、そのビックリした瞬間に「なるほど!」と思わせる脚本だ。過去に絶望した女と未来を嘱望する少女。二人が願い石の前に立つとなれば、そうかそうよ、この展開しかありえない…てな風に思わせてくれるのよ。上手いなあ。こういうフックがあると視聴してみたくなるねえ。


上でも書いたけど、細かい描写も小憎そいほど上手いよね。「動きの止まる自転車の前輪」とか「林を抜けて海に出る瞬間の電車窓外」とか「動き出す途中の体と手」とか、時間と空間の「ある部分」を切り取って提示するヤリクチが効果的。ただ、「目の表情が見えない顔のアップ」の頻出はちょっと鼻に付いた。描き方として使いやすいのは判るけどね。


絵としては、水彩メインの背景は好き。あと夕日逆光の波打ち際シーンが良かったなあ。ハイライトの踊りかたとか。