ドラクエ6の野望全国版

●さて、ドラクエ6は一応のエンディング。以前やったはずなのにほとんど覚えてなかった今作、まあそのおかげで新鮮な気持ちで遊べたワケですが、何故かラスボスだけは良く覚えてたなあ。変な祭壇にふわふわ浮いてるジジイ。三段変身して顔と手だけになる。…そんなに印象的だったか? 当時のワシ。


EDもよろしかったのだけれど、パーティみんなちゃんとフォローされてるのに「村の英雄アモス」だけなーんの言及もなしなのが涙を誘う。ま、彼はオプショナル仲間なのでしょうがないのかなあ。悲しいことだなあ。


そしてオマケ要素。裏ボスやサブイヴェントまで窮めようとしたら、エンディングから結構な手間がかかるらしい。そのうちの一つはカジノ。最終マップに「欲望の街」ってのがありまして、そこにカジノがおますのな。


物語の展開上町の住民は欲望体質から抜け出るのではあるが、カジノはそのまま存続する。住民は改心してもプレイヤーは欲望の虜のままなのな。またカジノのすぐ上にシスターがいて、いつでもセーブしてくれるという欲望設計。もう欲望発散させまくり。もっとコイン! コイン! そして破壊の鉄球!

ヘンなおっさん

●毎度ながら絵はなんとなく描いたらこうなったのであって特に意味は無い。タイトルはえーと、うーん、「足の小指ッ! 小指ッ!」で。

…あそうだ、やっぱ「ドラクエのカジノですっからかんになってあんまりだー」の絵ってことでどうか。ロードしようよ。

デイ・アフター・トゥモロー

●TVにて視聴。わははは、これおもろいやんけ。エメリッヒの美点である大げさ描写がエエ方に働いてますね。壊滅した世界にはやっぱ自由の女神だよな。


とにかくすげえディザスターのつるべ打ちを見せるため、どっかのバカがバカをやる、とかの人物関係な話は極力単純な描写で済ます。超巨大低気圧によって10℃/秒の速度で気温が下がり、数日で世界が凍るというシナリオを、ちゃんと絵で描けているのは大したものだ。…ほとんどエイリアン扱いで襲ってくる冷気には笑ったけどさ。


電話中に無茶と誤解で父を呼ぶ羽目になり、ついでにあの娘と「抱き合ってあっためあうのだあうのだ」プレイになるお騒がせ息子が良かった。到着を急いだ所為で父の同朋が一人死んでるけど。そんで息子は結構ぬくぬくと過ごしてたようだけど。ま、それはそれで。


意図的に地味なキャスティングでリアリティを出してるのだろうけど、そのせいで序盤ちょっと誰が誰か混乱しかけた。ただ、アチシは吹替えのがあるので助かったりしてな。ああ、宝亀克寿と山野井仁だからこいつらは…とかね。キャスティングといえば、タムリン・トミタって久しぶりに見たなあ。元気でしたかそうですか。


しかしあのトーキョー! 一体どこの国やねん! いいなーあの描写。90点あげよう。アレでいくつか文字ミスとかあれば100点だったのになー。惜しい。あと、あの宇宙ステーションの人はどうなるのかなあ…。あ、限定されたリソース下で彼らを地上へと戻す、というネタの映画は見たいぞ!