●掃除中に我がワイヤレスマウス落っことしたら反応しなくなった。電池の蓋開けてみたら何かこう、電池がしっくり固定されていない感じになっている。落下の衝撃で電池ボックスの接点が所期の寸法を保てなくなっているようだ。マウスばらして様子見てみようと思ったけど、このエレコム省電力マウスはネジが特殊でプラスでもマイナスでもドライバが合わない。しょうがないので千枚通しで電池接点を割とムリヤリ引っ張り起こし、電池との接点を確保したら何とかなった。でもまあ、今後恒久的にオッケーかというと多分怪しいとは思う。
ともあれ、また使えなくなるまではこれでイケそうである。その上でちょっと困ったのは、引越ししてからこっち余ってたマウスを捨てちゃってたこと。我がノーパソ、タッチパネルは付いてんだけど俺これ使うの苦手なのよね。なのでとりあえずのツナギとしての余剰マウスを一つ持っておこうと思い、ふと思い立って百均に行く。…したらありやがんのね。百円で。マウスが。ワイヤードだけど。こうなりゃ好奇心も相俟って買いたくもなろうよ。なんせ百円、少々失敗しても惜しくも無い。
てことで百円マウス、買って使ってみる。…うん、確かに精度は悪い。大きく動かす分にはいいんだが細かい動きはどうも認識が甘く、隔靴掻痒感が割とある。パソ側の設定でもあまり改善せず、これはこの程度のモノということらしい。それでも使えないわけじゃないので、上記の如くとりあえずのツナギとして百円、ってなポジションであるならばかなり悪くないもんじゃなかろうか。いやまあ、早々にぶっこわれちゃうとかそういう将来があると困るけれども。そして我がフェチのジャンルとして「代用品や急場しのぎでなんとかやってってるもの」というのがあって、その範囲内にドンピシャではあるんだよな。いやあ、充分だよこれ。使えるものフツーに。
好奇心で検索してみると、やはりこの百円マウスはどこも似たような評価のようで。そして別の百均には三百円マウスもあるのだが、こっちは実用具合でマシらしい。どうやら三百円マウスは何らかのコピー商品、そしてこの百円マウスはさらにそのダウングレード商品、ってな具合。それでも百円で曲がりなりにも使用できるマウスってのが割と驚きではあるんだよな、おっさん世代としては。百円ねえ…。どういうコストカットをすればこれで利益を出せるのか。
まあ、いろいろオトナ世界の事情もありつつ、謹んでこのマウスを頂くこととする。ツナギであり現状のマウスが使えるようになったので、まあその、ぶっちゃけしばらくは使わないだろうけどさ。すんませんねえ折角買ったのに。うん。