BNA

●BNA・11話。なずなさんのライブを使ってアニマシティ総体を暴走状況に置くというシルヴァスタの企みは、曲折するも結局奏功してしまう。地獄の釜の蓋が開くが如き描写がなかなかキツい。…みちるさんの説得で一旦危機は回避されるが、ゼクスみたいな人がそれをひっくり返してしまうんだけど、こっちも「あいつキモい」と吹き込んだみちるさんが遠因になってんだよね。マッチポンプと言えましょうか! 知らんけど! あとシルヴァスタさんも「予想通り」って言ってますけど、ホンマは予定が外れてる可能性高かったんスからね。悪役としてしっかりしなはれ。知らんけど!

この状況下でのパソとか縄跳びゲーとか

●コロナの影響で搬送は7月終わりまで待っててねと申告のあった新パソがもう来た。ありがたいことだが、遅れを見越して休日の予定を粗く組んでたのが割とワヤになる。つってもどっか遊びに行くとかじゃなくて、本棚の補修とか水周りの改装とかそういうアレなんですけどね。ちなみに本棚はペンディング、水周りってのはウチのユニットバスの水圧が低いのをシンク下の点検口開けたら止水栓があるんじゃないかという思惑で解決しようとしたものであるが思惑外れでチャラ。かなりどたばたした割にほとんど前へ進んでいません。

とりあえずパソと同時注文してたメモリを追加で乗っけてパフォーマンス向上を図り、SDカードを前のパソからのデータ引越しデバイスとしつつ外付け記憶装置として運用する、ってとこまではなんとかなる。メールのアカウント設定やら環境構築やら、その辺はこれからちまちまと進めていくことになるでしょう。

あと任天さんのSwitchの輪っかエクササイズゲームは未だに買えません。手軽に買えるボクササイズゲーに移行しようかと思いつつ、俺にはちょっとストイックすぎるかなあと思って踏み切れない状況。青歯イヤホンとテレビ用トランスミッタ買って購入に備えてるんだけどな…と思ってたらなんか知らん任天さんから無料の縄跳びゲーが出てた。折角なので落としてきて、ワイヤレスイヤホンの環境を四苦八苦して立ち上げつつ縄跳びしてみる。…にゃーにゃーにゃーにゃーうるせえなこのゲーム! 好き!

啄木鳥

●啄木鳥探偵處・10話。石川君はタマキさんのことを相当引きずっており、体調の悪化と相俟ってどんどんとアカン方向にヤサグレている。人の役に立つこと、よき生を生きること…そういう諸々の思いを拗らせてしまってんのはあまり彼らしくない。というか、図々しくて悪びれないというイメージの内側に繊細で脆弱な本質がある、ってのはこの手のキャラクタの定番ではありますが。そういう石川君を描くのに、今回は憔悴した様子をかなり踏み込んでデザインしてあって結構怖い。目が炯々としつつ痩せこけてんの、ホンマに病状がよくねーんだーって感じでねえ。

低温調理の豚

●低温調理っての、お話読むだに興味深くておいしそうだなと思う。ただあの低温調理器ってなんかこう高価である。なので温度計だけ買ってそれっぽいことする。ホントは3cmくらいの厚切り牛ステーキ肉でやりたかったけど、そういうの近所のスーパーでたまにしか売ってないので、今回は豚肩ロースで豚テキを対象とする。またこれが1.5cm厚くらいの肉しかなくてねえ。ホンマはブロック肉とかでやりたかったんだけどもさ。まそれは次回の講釈にて。

肩ロース肉に塩胡椒にんにくをまぶしてビニール袋に封緘し、65℃近辺を目標としてルーズに温度管理…まあその、70℃くらいに熱してしばらくほっといて60℃くらいになってたらまた熱して…みたいな感じで。百均に行ったらちゃんと料理用温度計があったのでそれ使ってます。

4時間足らずほど低温調理したとこで、フライパンで両面焼いた上で煮汁に醤油とみりんと酒(ワインが無かったのでウィスキー)加えて煮切ったのをかけてから喰う。…うん、これは確かに…ただ焼いた豚テキじゃない味がしやがんな。均一なテクスチャと味の染み込み具合は「そういうちゃんとした料理」みたいな旨さがある。ただ上記の如く厚みが中途半端なものだったので、ガッツリ喰ってこりゃ満足みたいな食感にはなってなかった感じ。少々パサつきがあったのも、本来ならブロック肉で24時間温度管理したら旨くなる…ってハードルを越えてないからだしねえ。

本格的にやるなら、やっぱ低温調理器を買わなきゃならないんだろな、と思う。片手間でやった今回の豚テキでも、数時間はちょいちょい見てやんなきゃなんない状況だったしねえ。…旨かったのは確かなので、今後豚テキやるときにはこの調理法を常に頭に置いておかねばならぬことになるだろう(個人的に)。うん。まあ。

BNA/波よ聞いてくれ

●BNA・10話。シルヴァスタの坊ちゃんが言うにはこのままでは獣人たちは暴走集団になる、なので人間化させる…と。この処遇について、当然ながらオオガミさんとみちるさんの路は分岐するワケでね。今んとこ表面上はシルヴァスタさんのロジックは筋が通っている。そして多分それに嘘は無いんだろうが…全てを話しているワケでもないだろう。イワユル「悪魔の真実」だろうねえ。直情的なみちるさんとオオガミさんがマスターマインド的存在に翻弄されてる、というステージであり、その思惑超えて舞台ごとぶっこわしてくれると期待してはいますけどもね。

波よ聞いてくれ・11話。前半のオカルトもどきなラジオドラマは相変わらずヘンテコなセンスで、超越的存在が妙にうんちくとスウェーデン好きとか「なんでそうなるのかな」って味わいがよろしかった。ミナレさんのアドリブを、彼女の関係者がそれぞれの場所で聞いている…という流れが無駄に盛り上がる。ミズホさんがストレス下にあると見てフォローに回ってるミナレさんとか、確かにこの人ちゃんと周り見てんだよなあ。その上での中原さんの扱いがアレ、ってのがおもろいんだろうけど。あとなんか今回、キモになるシーンでやたらとリップシンクしてた。結構な異化効果がありますね、あれ。

啄木鳥

●啄木鳥探偵處・9話。石川君が惚れたお嬢さんの話であり、割とビターエンドな結末。生きる理由・死の意味、抗えない運命に対してどう身を処するか。まさに死への道を進みつつある石川君にとって、ある種の刻印になるんだろうなって感じのエピソードではある。しかしアレやね、石川君ってこの手の作品の主人公にしては色恋に関して結構積極的なもんで、こういう話に安定感があるな。あまり照れずにぐいぐい進むあたり、めんどくささがなくてよろしい。

BNA/波よ聞いてくれ

●BNA・9話。大きな緊張関係があるってことはそこに大きな動きがあるってことで、となるとそれに乗じて大きな利を得る者も出てくるってことである。人と獣人のギャップに乗っかって益をえようとしてんのがシルヴァスタさん、ってのはほぼ確定のようだ。市長や教団はその為のコマ、としか彼は思ってないんだろう。今回説明されたみちるさん(となずなさん)の「真実」とその事情も、シルヴァスタさんの目的に付随する単なる一面ではあろう。行動の人であるみちるさんは諸々納得いかんことが多かろうなとは思います。そういう理屈を横合いからぶん殴って解体するのが、こういう主人公の立ち位置だろう、けどね。さて。

波よ聞いてくれ・10話。メインの話は光雄さんとのひっどい別れ話を基にした、さらにひっどい安ホラーだか何だか判んないラジオドラマ。インプロビゼーションですか? まいいや。雨ん中死体を埋める穴掘りつつなんか生っぽいえっち話してるというシチュに照れてるミナレさんの感覚は割と正しい。つーかマトーさんはよく照れもせず演技できるねえ。ともあれ、この話がどこに行きつくのかは次週待ちだけど…予告がいつもに増して混沌としてて大丈夫かしらこれ。

伝説の音効というよく判んない存在二人に龍田直樹田中正彦。渋いベテランというキャスティングがなかなか渋い。あと名前(?)が加工猿と加工豚と表記するのね…。やっぱこの作品/作者のセンスはヘンだわ。ヘン。